『令和3年度 西新宿エリアにおける自動運転移動サービス実現に向けた5Gを活用したサービスモデルの構築に関するプロジェクト』が決定しました!

 日本工営は自動運転技術とそれ以外の先端的なICT技術等を組み合わせたビジネスモデルプロジェクトを公募し、外部有識者等による審査により優れた取組を選定しました。今後、当社からの実施に向けた支援を通じて、各プロジェクトが東京都内において展開されます。各プロジェクトの実証実験は、それぞれ2~3週間程度実施される予定です。

プロジェクト①

【テーマ】都心部特有の自動走行困難な営業ルートでの自動運転バス運行実証

【プロジェクト実施者】京王電鉄バス株式会社 / 京王バス株式会社 / 京王電鉄株式会社 / 株式会社京王エージェンシー / 日本モビリティ株式会社 / ソフトバンク株式会社 / あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 / MS&ADインターリスク総研株式会社 ほか

※写真は車両イメージであり、実際に使用する車両とは異なります。

主な実施概要

・車外カメラ画像やセンサー情報を5Gの大容量通信で送信し、遠隔監視に活用
・顔認証情報を5Gの低遅延通信で送受信し、将来の運賃収受サービスの検証等に活用
・アプリを活用して自動運転バスの位置情報や車内混雑情報をリアルタイムで提供

実験車両概要

・日野ポンチョロング2ドアをベースとした自動運転バス
・従来の自動走行機能(GNSSやLiDARのスキャンマッチング機能)に加え、LiDARの白線・縁石認識機能を高度化

実施予定時期

令和3年11月から令和4年1月までの2~3週間程度

実施予定箇所

新宿駅西口 ~ 都庁 ~ 都議会議事堂 ~ 新宿駅西口

プロジェクト②

【テーマ】まちのインフラと協調した自動運転サービスの運行実証

【プロジェクト実施者】大成建設株式会社 / 株式会社ティアフォー / 損害保険ジャパン株式会社 / KDDI株式会社 / アイサンテクノロジー株式会社 / 日本信号株式会社 / 大成ロテック株式会社 / 株式会社プライムアシスタンス

主な実施概要

・信号や道路等に設置したセンサー情報を5Gの低遅延通信で送信し、走行支援に活用
・非GPS環境であるトンネルの壁面改良による自車位置推定の精度を向上
・カメラ画像や車両情報を5Gの大容量低遅延通信でコネクテッドサポートセンターへ送信し、複数台同時の遠隔見守りに活用

実験車両概要

・トヨタJPN TAXI 匠をベースとした自動運転車両
・LiDARのスキャンマッチング等による自動走行機能に加え、インフラ支援情報による走行性向上、路上駐車回避機能等を拡充

実施予定時期

令和3年11月から令和4年1月までの2~3週間程度

実施予定箇所

新宿駅西口 ~ 都庁 ~ 新宿駅西口

実施パートナー

小田急電鉄株式会社

事業に関するお問合せ先

『自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト』
受付窓口(日本工営㈱コーポレートコミュニケーション室)

E-mail:c-com@n-koei.co.jp
TEL:03-5276-2454